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Problem / 表示速度

ホームページが遅くて、客が逃げている

読了目安 8 分

この記事の結論

サイトが遅い原因は 大きく 5 つに集約でき、対策の優先順位も明確です。Deloitte と Google の共同研究(2020 年公表)では モバイル速度を 0.1 秒改善するだけで EC コンバージョンが 8.4%・平均注文額が 9.2% 増加しました。Web Almanac 2025 によれば、全 Web サイトのモバイル Core Web Vitals 合格率はわずか 48%。直すべき場所は決まっています。

こんな症状はありませんか?

  • □ スマホで開くまで 3 秒以上かかる
  • □ スクロール時にカクつく・画面が止まる
  • □ ボタンを押しても反応が遅い
  • □ Lighthouse / PageSpeed Insights で 90 点未満
  • □ Google Search Console で「Core Web Vitals 不良」警告が出ている

1 つでも当てはまるなら、客は気づかないうちに離脱しています。

表示時間と離脱確率の関係 1秒 3秒 5秒 6秒 基準 +32% 離脱 +90% 離脱 +106% 離脱
図 1:1 秒以上遅くなるごとに、離脱確率は跳ね上がる(業界調査の集約値)。

1. 速度低下が売上を奪う仕組み

表示速度は売上に直結します。Deloitte と Google の共同研究「Milliseconds Make Millions」(2020 年公表)は、欧米の小売・旅行・ラグジュアリー・リードジェネのモバイル実データを 4 週間分析し、こう結論しました — モバイル速度を 0.1 秒改善するだけで EC コンバージョンが 8.4%、平均注文額が 9.2% 増加する。旅行業ではコンバージョンが 10.1% 増、リードジェネ情報ページでは直帰率が 8.3% 改善しました。

原理は単純です。客は遅さを我慢しません。HTTP Archive の Web Almanac 2025 によれば、全 Web サイトのモバイル Core Web Vitals 合格率はわずか 48%。半分以上のサイトは「客に体感で遅いと判断されている」状態です。

しかも判定に使われるのは Lighthouse のラボ値ではなく、CrUX(Chrome ユーザーエクスペリエンスレポート)の実ユーザーフィールドデータ。回線が遅い人・古い端末の人も含めた、過去 28 日の上位 75% 地点の値です。「うちは Lighthouse で 90 点出てる」は当てになりません。

2. 遅いサイトの 5 つの原因

中小企業のサイトが遅い場合、原因はだいたいこの 5 つに集約されます。

JavaScript の過多

広告タグ・解析ツール・チャットウィジェット・SNS 埋め込み。1 つずつは軽くても、積み重なると INP(操作応答性)を最も悪化させます。Web Almanac 2025 では TBT が前年比 58% 増。

未最適化の画像

JPEG のまま 5MB の写真を貼り続けていませんか。AVIF にすれば JPEG 比約 50%、WebP 比 20–30% に圧縮できます。ブラウザ対応は AVIF 約 94%、WebP 約 95%(2025-09)。

INP(操作応答性)対策の欠如

2024 年 3 月、Google は応答性指標を FID から INP に切替えました。INP はページ滞在中の全操作を測るため格段に厳しい。長い JavaScript タスクの分割と scheduler.yield() でメインスレッドへ yield する設計が必要です。

WordPress の未最適化

Web Almanac 2025 で WordPress のモバイル全 CWV 合格率は 43.44%(CMS 最低)。Duda 83.6% / Shopify 75.2% と大差。これは「WordPress だから遅い」ではなく、低品質テーマ・プラグイン過多・未最適化ホスティングの母集団効果です。

ホスティングと配信の問題

激安共用サーバー、TTFB が 1 秒超、CDN なし、HTTP/2 未対応。ここを直さないと、ページの中身をいくら最適化しても天井があります。

3. 改善の 5 ステップ

原因がわかれば、対策の順序も決まります。

  1. 計測(フィールドデータを見る) — PageSpeed Insights を開き「フィールドデータ」欄を最初に見る。Lighthouse のラボ値ではなく、これが Google の判定に使われる実ユーザーの値。

  2. JavaScript の削減 — サードパーティスクリプトを棚卸し、不要なものを撤去。残すものは defer / async 化。

  3. 画像とフォントの最適化 — 画像は AVIF/WebP に、LCP 画像は fetchpriority="high"。フォントは preload + font-display: optional でレイアウトシフト回避。

  4. INP 対策 — ロングタスクを分割し scheduler.yield() で yield。Safari 未対応のため setTimeout フォールバック併用。重い計算は Web Worker へ。

  5. 継続計測と再判定 — 毎月フィールドデータを再測定。新規追加コンテンツで速度が落ちていないか監視。

4. 業界平均との比較

全 Web サイトのモバイル Core Web Vitals 合格率は 48%(Web Almanac 2025 / CrUX 2025-07)。LCP が最難関で、モバイル GOOD は 62%、デスクトップ 74%。INP は改善傾向ですが、TBT(Total Blocking Time)は前年比 58% 増 — JavaScript の総量と実行コストは重くなり続けています。

沼津・東部静岡の業種別 表示速度ランキング

HARTON が地域内 1,553 社の WEB 品質を実測中(2026-05 全国再スキャン中)。完了次第、業種別の中央値・上位値を Stella サブセクションで集計データとして公開予定です。自社の業種・地域の中で、自分のサイトがどこにいるかを把握できる地域唯一のデータです。

5. HARTON の解決アプローチ

HARTON は全プランで Core Web Vitals 全 GOOD を基準に制作します。WordPress プラン(35 万円〜)でも静的 HTML プラン(70 万円〜)でも、達成基準は同じ。違いは更新方法と保守の頻度です。

さらに 月額保守で月次に品質を再判定します。公開後にプラグイン更新やコンテンツ追加で速度が落ちた場合に検知し、対応する仕組み。「作って終わり」ではなく「公開後も合格を維持する」設計です。

このサイト自体が実証です。tcharton.com のヘッダースコア 100/100(Mozilla Observatory)、Core Web Vitals 全 GOOD、TTFB 569ms。実装の根拠は 方法論ページで全公開しています。

よくある質問

どれくらい速くなりますか?
既存サイトの状態によりますが、HARTON が改修した場合の目標は Core Web Vitals 全 GOOD(モバイル LCP 2.5 秒以内・INP 200ms 以内・CLS 0.1 以内)です。Deloitte/Google 共同研究では速度 0.1 秒の改善で EC コンバージョンが 8.4% 増加するとされており、改善幅が成果に直結します。
WordPress でも速くできますか?
できます。Web Almanac 2025 で WordPress のモバイル全 CWV 合格率は 43.44% と CMS 最低水準ですが、これは低品質テーマ・プラグイン過多・未最適化ホスティングの母集団効果です。適切に作れば WordPress も静的 HTML も高速になります。
既存サイトの改修だけでも対応できますか?
はい。既存サイト改修プラン(40 万円〜)があります。現状診断は無料で、ドメイン・コンテンツ・検索順位を引き継ぎながら速度と品質を引き上げます。
改善後の速度は維持できますか?
全プランに月額保守が含まれ、月次で品質を再判定します。プラグイン更新やコンテンツ追加で速度が落ちた場合に検知し対応するため、公開後も Core Web Vitals 合格を維持できます。
自社サイトの速度はどう測れば良いですか?
Google PageSpeed Insights を開き「フィールドデータ」欄を見てください。これが Google が検索順位の判定に使う実ユーザーの値です。Lighthouse のラボ値だけで判断するとずれます。

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出典

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