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Problem / 集客と転換

アクセスはあるのに、問い合わせが来ない

読了目安 8 分

この記事の結論

それは 集客の問題ではなく、変換の問題です。穴の空いたバケツに水を足しても貯まりません。来た人が動ける設計に直すことが先。Baymard Institute の調査では 設計改善だけでコンバージョン率が平均 35.26% 向上します。原因はだいたい 5 つに集約されます。

こんな状態ではありませんか?

  • □ アクセス解析では人が来ているのに、問い合わせはゼロ
  • □ 何の会社か、トップ 5 秒で伝わらない
  • □ 料金がどこにも書いていない(または分かりにくい)
  • □ お客様の声・実績・代表の顔が見えない
  • □ スマホでフォームが入力しづらい

1 つでも当てはまるなら、来ている人を取りこぼしています。

来た人 100 → 問い合わせ 2-3 のファネル 訪問 100 人 ↓ 不明確訴求で離脱 読み続ける 50 人 ↓ 信頼欠如・料金非開示で離脱 フォームに到達 10 人 ↓ フォームが面倒で離脱 送信 2-3 人
図 1:来た人の 95-98% は離脱する。ボトルネックは集客ではなく途中の設計。

1. それは「集客」ではなく「変換」の問題

「アクセスはあるのに問い合わせが来ない」と感じたら、最初に疑うべきは『集客』ではなく『変換』です。穴の空いたバケツに水を足しても貯まりません。穴を塞ぐのが先。

Nielsen Norman Group は「ユーザーは精読しない、スキャンする」と確立しています。来た人は 50 ミリ秒(0.05 秒)でサイトの第一印象を判断する(Lindgaard ら 2006 年査読論文 + Google 研究)。0.05 秒で「この会社は自分向けじゃない」と判断されたら、何を書いても読まれません。

そして Baymard Institute の調査では、設計改善だけでコンバージョン率が平均 35.26% 向上するとされています。集客を 35% 増やすのと、変換率を 35% 改善するのと、後者の方がはるかに低コストです。

2. 来た人が動かない 5 つの原因

中小企業のサイトで「問い合わせが来ない」場合、原因はだいたいこの 5 つです。

訴求が不明確

トップで「何の会社か・誰のためか・どうなれるか」が 5 秒で伝わらない。第一印象は 50 ミリ秒で決まるため、抽象的なキャッチコピーや凝った変わったデザインは逆効果です。

信頼コンテンツの欠如

代表の顔・経歴・実績・お客様の声・所在地・固定電話が見えない。Stanford の研究では消費者の 46.1% が信頼性を「視覚デザインと情報の透明性」で判断します。「逃げも隠れもしない実在の人間」が分からないと、人は問い合わせません。

料金が分からない

発注検討者は「言い値で買わされる」恐怖を持ちます。料金を出さない=「相場が分からないから怖い」で離脱。範囲(35 万円〜など)でも開示することで信頼が生まれます。

CTA が弱い・多すぎる

「お問い合わせ」「資料請求」「LINE」「電話」「メルマガ」を並べると、結局どれも押されません。1 ページの主要 CTA を 1 つに絞り、上部・中間・下部に繰り返す。文言は「動詞 + 得られる価値」(例:「1 分で無料診断を申し込む」)。

フォームが面倒・モバイルで使いにくい

Baymard 調査では、平均的なフォームは 19.9 要素ですが最適化で 12 まで減らせます。米国成人の 19% が「アカウント作成を避けたい」だけでカゴ落ちします。問い合わせフォームなら『名前・連絡先・用件』の 3 つで十分なことが多い。タップ領域 44x44px 以上、ラベルは欄の上に、必須・任意を明示。

3. 改善の 5 ステップ

原因の裏返しが対策です。優先順位はおおむね上から。

  1. 訴求メッセージを明確化 — トップ 5 秒で「何の会社か・誰のためか・どうなれるか」が分かるヒーローに直す。

  2. 信頼コンテンツを追加 — 代表の顔・経歴・実績・お客様の声・所在地・固定電話を可視化。NN/g 信頼設計の 4 要素(デザイン品質・前もっての情報開示・最新の内容・WEB との繋がり)を満たす。

  3. 料金を開示 — 範囲でも良いので料金を出す。「言い値で買わされる」恐怖を取り除く。

  4. CTA を強く・1 ページ 1 つに — 主要 CTA は「動詞 + 得られる価値」。1 ページ 1 CTA に絞り、上部・中間・下部に繰り返す。

  5. フォームを最小化・モバイル最適化 — 必要最小限の項目に。タップ領域 44x44px 以上、ラベルは欄の上に、必須・任意を明示。

4. 業界平均との比較

全業種平均でサイトの変換率は 2〜5%(業界ベンチマーク集約値)。月 500 訪問で問い合わせ 2〜3 件は「普通の範囲内」です。

BrightLocal「Local Consumer Review Survey 2025」によれば、消費者の 97% がオンラインレビューを読み、31% が星 4.5 以上の店舗しか使いません。レビュー・実績の可視化は「やった方が良い」ではなく「ないと選ばれない」レベルになっています。

沼津・東部静岡の業種別 変換率ベンチマーク

HARTON が地域内 1,553 社の問い合わせ動線を実測中(2026-05 全国再スキャン中)。完了次第、業種別に「フォーム到達率・送信率」の中央値・上位値を Stella サブセクションで公開予定です。

5. HARTON の解決アプローチ

HARTON は全プランで 変換設計を含めた構築を行います。ヒーロー・信頼コンテンツ・料金開示・CTA・フォームを Baymard / NN/g の一次知見に基づき設計。「作って終わり」ではなく 月次に行動データを見て改善する設計です。

このサイト自体が実証です。tcharton.com のヒーローには「何の会社か・誰のためか・どうなれるか」が直答され、料金が開示され、代表の顔と所在地が見え、CTA は「1 分で無料診断」に統一されています。実装の根拠は 方法論ページで全公開しています。

よくある質問

アクセスはあるのに問い合わせがゼロです。何が悪いですか?
集客ではなく変換の問題です。来た人を行動に変える設計(明確なメッセージ・信頼コンテンツ・料金開示・CTA・モバイル UX)が抜けています。Baymard Institute の調査では設計改善だけでコンバージョン率が平均 35.26% 向上します。
問い合わせフォームの項目は何個までが良いですか?
少ないほど反応が増えます。Baymard の調査では平均 19.9 フォーム要素ですが、最適化で 12 まで減らせます。問い合わせフォームなら「名前・連絡先・用件」の 3 つで十分なことが多いです。
料金は出した方が良いですか?
はい。料金非開示は最大の離脱要因の 1 つです。発注検討者は「言い値で買わされたくない」恐怖を持ちます。範囲(35 万円〜など)でも開示することで信頼が生まれます。
サイトの一般的な変換率はどれくらいですか?
全業種平均で 2〜5% 程度(業界ベンチマーク集約値)。月 500 訪問で問い合わせ 2〜3 件は「普通の範囲内」です。
改修ではなく作り直しが必要なケースは?
メッセージ・導線・信頼設計の根本見直しが必要なら作り直しの方が早いケースもあります。HARTON は無料診断で「改修で済むか・作り直しが妥当か」を判定します。改修プラン(40 万円〜)も用意しています。

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出典

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