マルチタイムフレームで「方向」が決まったら、次は「どこで入るか」です。 本サイトの裁量は、移動平均線のクロスや RSI の数値ではなく、価格そのものが意識する「構造的なレベル」で売買します。 これを構造ベース分析と呼びます。
なぜインジケーターでなく「構造」なのか
移動平均線や MACD は、過去の価格を加工した「遅行指標」です。一方、前日の高値・安値やトレンドラインは、市場参加者が実際に注目し、注文を置いている場所です。 多くのトレーダーが「ここで反発するか」を見ている価格帯ほど、実際に反発やブレイクが起きやすい。だから構造を一次根拠にします。
構造レベルの種類と信頼度
すべてのレベルが同格ではなく、信頼度に階層があります。
| 階層 | レベル | 扱い |
|---|---|---|
| 一次 (最重要) | トレンドライン / サポレジ / 前日高安 / ラウンドナンバー | エントリー根拠になる |
| 二次 (確認) | プライスアクション / ATR (損切り幅算出) | 一次を補強 |
| 三次 (背景) | EMA / ADX / RSI | 方向・強弱の確認のみ |
主な構造レベル
- 前日・前週・前月の高安 (PDH/PDL 等) — 区切りの価格。何度も試される。
- ラウンドナンバー (キリ番) — XAUUSD なら $50 刻み (3250, 3300…)。心理的節目。
- トレンドライン / サポレジ — 自分で引く斜め線・水平線。
- スイング高安 (フラクタル) — 直近の山と谷。損切りの基準にもなる。
コンフルエンス — レベルが「重なる」場所が最強
1 本のレベルより、複数の構造レベルが近接して集中する場所のほうが強く効きます。これをコンフルエンス (合流) と呼びます。 判定には ATR (平均的な変動幅) の 0.3 倍以内に集まっているか、という基準を使います。重なる要素が多いほど信頼度が上がります。
3 要素 < 4 要素 < 5 要素以上 — 重なる構造が多いほど反応しやすい。
エントリーは「接触 + 価格行動」で
構造レベルに触れただけでは入りません。そのレベルで反発を示す価格行動 (プライスアクション) が出て初めて根拠が揃います。 「構造 (どこで) + 価格行動 (反転の証拠)」の 2 つが重なった瞬間が、最も優位なエントリーポイントです。
まとめ
- インジケーターは遅行。市場が注目する「構造レベル」を一次根拠にする
- 前日高安・ラウンドナンバー・TL/SR・スイング高安が主なレベル
- 複数が重なる「コンフルエンス」は単独より遥かに強い
- 接触しただけでは入らず、反転の価格行動を待つ
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