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fx T.C.HARTON
裁量手法 約 7 分

通貨強弱でペアを選ぶ — 強い通貨を買い、弱い通貨を売る

なぜ XAUUSD が動くのか。通貨単体の強弱を見て「最も強い通貨 × 最も弱い通貨」を組み合わせる、ペア選択の発想をマトリクス図で解説します。

方向 (MTF) と場所 (構造) が決まったら、次は「どの通貨ペアを狙うか」です。 最も動きやすいペアは「最も強い通貨」と「最も弱い通貨」の組み合わせ。 その判断材料が通貨強弱インデックスです。

なぜ「ペア」でなく「通貨単体」で見るのか

GBPJPY が上昇したとき、それが「ポンドが強い」のか「円が弱い」のかは、ペアだけ見ても分かりません。 そこで各通貨を含む複数ペアを横断集計し、通貨そのものの強さを取り出します。 すると「ポンドは全面高、円は全面安」のように、通貨単位の力関係が見えます。

0 ← 弱い (売り候補) 強い (買い候補) → GBP USD EUR CHF AUD NZD JPY 最強 最弱
図1: 中央 0 から右が強い (買い候補)、左が弱い (売り候補)。この例なら最強 GBP × 最弱 JPY = GBPJPY 買いが最有力候補。

「最強 × 最弱」を組み合わせる

強弱が出たら、最も強い通貨をベース (買う側)、最も弱い通貨をクォート (売る側) にしたペアが、最も方向の出やすい候補になります。 上の図なら「GBP 買い / JPY 売り」= GBPJPY の買いです。

XAUUSD (ゴールド) の場合、相手は USD です。つまり「USD が弱い」局面ほど XAUUSD は上がりやすい。 通貨強弱で USD が最弱付近にあるとき、ゴールドの買い目線が補強されます。

ペア優位度 = ベース通貨の強度 − クォート通貨の強度 +30 以上 STRONG BUY (強い買い優勢) +10 〜 +30 BUY 優位 −10 〜 +10 NEUTRAL (様子見) −30 〜 −10 SELL 優位 −30 以下 STRONG SELL
図2: 2 通貨の強度差でペアの方向優位を機械的に判定。差が大きいほど方向が出やすい。
強弱は「ペアの絞り込み」に使う 通貨強弱が STRONG BUY を示しても、それ単独でエントリーはしません。あくまで「どのペアを監視リストに入れるか」を絞る道具です。 最終判断は、対象ペアが構造レベルのどこにいて、価格行動が出ているかで決めます。計算ロジックの詳細は 通貨強弱の計算ロジックで解説しています。

時間軸を合わせる

通貨強弱は見る時間窓 (H1 / H4 / D1 / W1) で変わります。自分のトレード時間軸と強弱の時間窓を合わせるのが鉄則です。 H4 主体のトレードなら H4 の強弱を見る。短期の強弱と長期の強弱が一致している通貨ほど、トレンドが継続しやすくなります。

まとめ

前のステップ → 構造ベース分析 / 次のステップ → 経済指標とゴールド

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